ロゴは要るのか要らないのか、それすらもまた1つのデザイン
さて、しばらくサボっていたから今度はギアを上げて書いていかないとね。
昨日なんて日はブログでも書いた通り激しく(でも朝からずーっとデスクに座ってるで見た目は全然激しくないけど頭の中は激しくフル回転)あれこれとやっていて、結局朝の7時から始めたままカミさんの帰宅も遅かったもんだから最後は23時までそのままぶっ通しで仕事してました。
ついでに、カミさんは外でお友達とゴハンだったみたいなのでおいらは面倒だしってことで1日に1度しかない食事の機会も失って現在軽めに1日半はなにも食べていないです。(あ、うまい棒を2本食べたか?)
んでね、昨日はそんな訳でずーっとPCとにらめっこ(でも相手は絶対笑わない)で、途中16時から2時間くらいはこの案件の打ち合わせがあってその後はそのまままたその仕事に取り掛かるといった具合でした。
それでそれで、その打ち合わせ中に俺が提案したのがロゴの話。
かわいい肉球・・・。(デリシャス!)
クライアントさんが元々手描きで書いたものをPC用のデータに取り込んでちょっと修正したりしてシンプルにかわいらしいワンコの足をイメージ。
色を変えるとこんな感じ。
これまたかわいい黄色。
・・・
結果最初のブルーでいきましょう。って話になったんだけどさ。(あと本当はこの肉球の色の中にお店のロゴも入るんだけど、公開前だから今は消してる)
青なのか、黄色なのかだけでも印象は違うでしょ。
で、今日の本題。
「ロゴは要るのか要らないのか?それすらもデザイン」
デザイナーらしくちょっともっともらしい深みのあることを言ってみる。(笑)
まぁ、これはデザイナーでもありコンサル的な目線でもあるんだけど。
つまりね、答えは単純でやはり「必要だと思えば必要であり、不要なら不要である」としか言えないのが正解でずるい答えなんだけど、それももっともらしく言えば「それがあることの意味」がそこにあれば必要になるし、あることによって邪魔になったりイメージが崩れるのであれば不要であるということになる。
他にもちょうど今抱えているWEB SITEなどの相談などでも最初に俺は言うんだけど、「ホームページがあっても意味がないこともありますよ」って言うんだな。
だって、そのページがあっても読者、オーディエンスがいなければなにもそこには意味をなさないと思うから。
例えば稼ぎに関係のない趣味のホームページを作ったのであればそれでもいいけど、基本的にはなにか仕事や伝えたいことに繋げることがWEB SITEの意味でありその為に作るんでしょ。にも関わらずホームページがあれば勝手にみんなが見てくれるって思っていたら全然そんなことはないのです。
想いを伝えたい、業務内容を伝えたい、やっている内容を伝えたい
その為に存在する。
でだ、それが前提にあった上でさらにロゴは必要なのかどうなのか?ってことになる。
ではロゴを作るのであればそこにはどんな意味があるのか?
さっきあげたロゴに関して言えばもちろんワンコに関わる仕事です。っていうアピールであり、犬の足跡を守っていくというコンセプトがあります。
なら「デザイン」として「必要」ってことになり、その上で「どういうデザインにしましょうか?」っていう話になる。
だから必要かどうかを考えること自体がデザインっていうことを俺は言いたいってことなですよね。
デザインって不思議です。
同じ「肉球」を例に取ると。
これだって同じ「肉球」だし
これだって「肉球」・・・屋って・・・(笑)
こういうのを考えるのがデザインの仕事であり、在り方。(コンサルもちょっと近いのかな)
伝えたいイメージを具現化していくこと。
さてさて。
色々と書きすぎるとまた一体お前さんは何屋なの?って言われそうだけど、ABOUTでも書いている通りで「デザインで想いを伝える」ってことなのだと改めて思っているのが最近であり、俺が思うデザインってさっきのロゴが要るのか要らないのかまでも含めること。そうなると前にも書いたかもだけど、生き方自体もデザインって言えるし今日玄関を出る足が右足からなのか左足からなのかもデザインって言えると思うんだ。
自分自身という生き方、時間をどうしていきたいってことを考えることをデザインと呼べば誰でも個々それぞれがデザイナーだって言えるよね。
んで、俺はそういう「人」の「デザイン」に対してそれを「俺が思う有形無形のカタチのデザイン」にすることのお手伝いが出来ればそれもまた自分の仕事かなって思うんだ。
・・・
んん?ちと分かりづらいな。もっかい整頓しよう。
誰かが思うこうなりたい、こうしたいっていうデザインをカタチにしていくこと。
なのか?
受け取り方はそれぞれだな。
それも含めてデザインとは自由だな。
そして面白い。
さーて。
今日は今日である意味では本業(どれも本業だからそういう言い方は正しくないけど、今のウェートを占めているって意味では)の洋服のデザインをがんばってやろうと思っています。