明け方
好きなもの _
歪んだ丸み
眠れない朝
最後のステージ
嫌いなもの _
いびつのない世界
眠れない夜
出来上がったばかりの床
朝の4時というのは不思議な時間。
早すぎる朝だし、遅すぎる夜とも言えるから。
時々というには定期的にある眠ることの出来ない通り道。ベットの中では小さな寝息がリズム良く聴こえる。それに耳を傾けながら天井をずっと見上げたままの自分がいる。いよいよと諦めて布団から外へと出てベランダで夜風に当たりながら煙草を吸う。世界は寝静まっていると思いきや眼下の通りには行き交う車のテールランプが赤く光る。流れる光はどこか不機嫌に見えるのはなぜだろう。
ギリギリまで絞ったボリュームでラジオのスイッチを入れる。
書きたい時に、書きたいことを。
言いたいことなんてこれっぽっちもないけれど。