自分にとっては全ての趣味も「武器」に変わる
つまりは写真、カメラも最初は趣味だったし昨日載せたバイクもそう。
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なんて冒頭を書き出したのは数日前でそのあとに一気に時間がなくなってしまって続きが書けずにいた。(汗)
正直言えばあっち(例えば店のブログとか)のことやこっち(このブログ)のことやあっちのこっち(ブランドのあれこれとか頼まれているコンサル系のWEB SITE作りとか)もあれやこれやでてんやわんや。でもまぁそれも含めて俺という存在であり、それら全てが自分のやりたいことだから仕方がないのだ。
さて、話を戻そう。
どれもこれも最初は趣味的な意味で「好き」から始まる。
洋服が好きが洋服屋になった理由だろうし、ガキの頃から絵を描くことが好きだったことがデザイナーになった理由だろうし、バイクが好きだったのがバイクの販売やそれにまつわる洋服を売ったり作ったりに繋がった。途方もなく本を読むことが好きだったから文章を書くことも自然と好きになった。
それらが自分の中で趣味という切り分けが出来ずに結果全部今の仕事の一部であったり、時に全面になったりしているんだ。
つまり、つまり俺の場合においては「好き」がどこかでそれぞれ進んでいってその先で「仕事」に合流して「好きな仕事」という合体系になる。別に悪くもないしどれも楽しい。唯一苦手で嫌いなのはそれにまつわるお金のことくらい。(笑)お金だってもちろんお金そのものは嫌いじゃない。凡庸な人間だもん。だけどいつだってそれが後回しになってしまうのは順番的にきっと1番ではないってことな証明に近いことなのだと思う。
機材は記憶が怪しいけど たぶん CONTAX RTS(初代)+ carl zeiss planar t* 1.4/50 ←この頃はこの50mmか同じプラナーの85mmにハマってた
少し懐かしい写真が出てきた。
昔に店の関係で使ったのデータで元々はフィルム時代の写真。(たしかスキャンしてデータにして使ったんだな)
フィルムからの現像で加工などはしていない写真。
これがなんなのかはきっと分からないと思う。(そういうつもりで撮ったんだもん)
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答えは(別に質問もしてないか)「消防団の倉庫の入り口にあったライト」
「写真は嘘つき」
昔最初にカメラを触った時にカメラの在り方を教えてくれたドラマーのおじさん(俺のお店の客を撮りたくていつも遊びに来ていた)が最初に言ってた。
真実を写す写真もあるけど、写真は時に嘘もつく。
それを忘れると痛い目に遭う。
自分にとっての武器はこういったものたち。それぞれどれもプロ並みにはなれなくてあくまで趣味の延長的なものばかり。全部を足して今の俺の今の武器。どれか1つが凡庸でなくて非凡な才能があったらきっと違う人生もあったのかもしれないけれど、どうやら俺にはそういったものはなかったし、そんなことは10歳の段階ですでに気がついていたよ。
でもまぁ、それはそれでいいんだな。
好きなことに囲まれて矮小な武器を全身で抱えて俺は俺なりに自分のフィールドで楽しみながら戦えればって思うから。
楽しみの為の苦労はいとわない。そう想えば苦労も苦痛も楽しめる。