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List of all related columns / 関わり(僕が作った)のあるHPを一覧でまとめてみました

 

thee old circus / 僕がやってる洋服ブランド

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Garage eden / 僕がやってる洋服屋

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Ciliegio Fiore / フラワーセラピスト

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Kurayoshi Ohira Animal Hospital / 倉吉おおひら動物病院

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Let’s / ペットケアサービス “レッツ”

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その、理由_2023.06/9

書けなかった理由

 

それは 2014年 のこと
今から9年程前の出来事で、符合するのは「ここあ(三女)」と「そらまめ(長男)」が9歳を迎えたこと。
この子たちの実の母親(ある意味での義理の母親はうちのカミさんなのか?)であったうちの次女の「みるく」に悪性リンパ腫(血液がん)が見つかった。あー・・・これだけで泣けてきそう。
最高に可愛い我が子。(2020.9/21 お空へ行った)

・・・

抗がん剤、治療、それを日々繰り返し(その間仕事場にも連れて来ていたね)
翌年奇跡的に一時寛解、家族全員(まだ長女「いちご」もこの世界に居てくれて)=俺、カミさん、いちご、みるく、ここあ、そらまめの6人で奄美大島へ遊びに行った。
最初で最後の飛行機に乗っての家族旅行。

左から「そらまめ」「みるく」「いちご」「ここあ」

あまりにもこの奄美大島での数日間が素敵過ぎた。
みるくは一時的に寛解していたけれど、常に心配はつきまとう日々で(+僕があまりにも子供たちに対しては過保護で心配性)定期的に旅行などにも出掛けることが元々なかった僕らは「別荘を買う」という決断をした。(本宅である東京の自宅は賃貸)

別荘と呼ぶには、まぁ本当に普通のお家という感じ。
DIYも好きな僕としては本当はいろいろと改装(改造)もしたかったけれど、日々の仕事の忙しさで手をつけることができず最後までほとんど触ることが出来なかったな。

暖かい季節は夫婦2人でBBQをしたり、あとは普段全ての家事をカミさんにお願いしているので別荘で過ごす時間だけは食事などは全て僕の担当でそれがきっかけで料理自体が大切な趣味になった。

9年間所有してた。
(ウッドデッキに命が芽生えていた(笑))

子どもたちのための場所。
だから「こどもーらんど」と名付けていた。

5年前まで長女が居てくれた。
3年前までこの別荘を買うきっかけになったみるくが居てくれた。

みるくから生まれたそらまめとここあ、あと2年前からうちの子になってくれた「くるみ」が今はいる。

みるくの反対でくるみ(めっちゃ砂掘って遊んでる)

どの子たちも別荘を喜ぶ。
特別なことはないもしない場所。
東京から1時間と少しの距離。
決まったルーティン。
歩いて5分ほどで大きな砂浜に出ることが出来る。

日常はちゃんとした散歩に連れて行く時間もないし、本人たちも自宅(東京アパート)の小さなベランダでクルクルして遊ぶので満足してくれるからすごく助かるけど、やっぱり広くて自由な場所は楽しいみたい。
別荘で朝起きれば「早く砂浜へ行こう」と僕らをせかす。
帰ってきたらお風呂に入れて。

繰り返し
繰り返し

変化を求めていない
いつもと同じで十分過ぎるほど幸せだと思っているしきっとそれはこれからも変わることがないと思う
食材を買って別荘に着いたら浜辺へ出掛ける以外にはほぼどこにも行ったことがない
だから最後まで近くになにかあるのかも知らなかったけれどそれでよかった
それがよかった

約9年

俺も、カミさんもあまり仕事を休まないから年数の割には沢山の時間を過ごせたかと言えば少ないかもしれない

いちごがいなくなってしまった時、「いつか」東京を離れようと決めた。
もっと、遊んであげたかった。
みるくがいなくなってしまった時、「あと5年」と決めた。
まだ生きてくれると信じていた。

あと2年と少し。
偶然、この別荘を買いたいという方が現れた。(本当の意味で偶然)
急に決まった話。
日々が元々バタバタしているからその中で今回のこの売却作業はなかなか忙しかったけど、どのみち近いうちに手放すための準備をしなければならなかったからちょうどいいかとも思った。料理道具とか僕の荷物が主(漫画とかCDとか・・・)で片付けで腰も悲鳴をあげていた。カミさんは仕事だからほとんどの作業は僕1人でやった。

今日正式に僕から先方の方へ名義が変わる

この場所はもう僕の場所ではなくなってしまうけど、大切な思い出も想いもここに留まる

ありがとう、と、さようなら

* 今回は写真データは未掲載

 

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